Internet Explorer(IE)と電子証明書
IEサポート終了するのは分かっていたのですが、気が付くと15日過ぎてました。NetscapeはMozilla Firefoxとなり、何らかのWinodws Updateだったか広告ブロックをきっかけにFirefoxに移行して、スマートフォンやリモートワーク等でWebメールが必須になり、Chromeを使い始め、先日の通り、「Microsoft Edge Secure Network」が気になっているところです。
ネットバンキングは、ずっとIE標準でしたので、継続的にIE使用していましたが、自治体で脱IEできない理由が、たまに見かけていた、電子証明書の「ActiveXコントロール」だったとは。Edg最新バージョンで、ネットバンキング側が対応できていないことを考えると、マルチブラウザ対応済みの政府代表、「マイナポータル」でも、もしかしたら動作しない可能性もありえます。マイナンバー制度は、『社会保障、税、災害対策の分野で効率的に情報を管理し、複数の機関が保有する個人の情報が同一人の情報であることを確認するために活用されます。』ですから、それ以外の用途は、いっそ電子証明書をeKYC(当ブログ:リモートワークと決済機能)にトランスフォーメーションし、汎用的なシステム活用を目指すべき、かと。
ふるさと納税格差も起きてしまい、システム予算や運用力がない自治体は、デジタル庁(総務省)がバックアップして更改・統合していくしかないのでしょうが、誰も知らないシステムがずっと稼働している…、ような。
社外はeKYCだとして、昨今、IDaaSも注目されており、ID・パスワード(当ブログ:リモートワークとネットワーク)より強固な(多要素)認証によってセキュアな環境も必要になってきていますが、1IDに対して月額コストが発生するので、中小企業には、Azure AD以上に追加するのは難しいかもしれません。ただ、「HENNGE One」がE-Mail Securityもあるため、マルチなのは「1Password」ですが、HENNGE One 対応クラウドサービスで事足りるのであれば、追加を検討してみては、と思います。