節電とクラウドとセキュリティ
早くも梅雨明けの気配と同時に、電力需要逼迫による節電(グリーン・トランスフォーメーション(GX))が気になるところです。エアコンなしには働けない、ですが、震災後にテレワークは注目されましたし、避暑地・リゾートでリモートワーク(ワーケーション)も一考です。ついでにフルクラウドに移行して、オンプレミスのサーバーがなくなれば、節電だけでなく、ゼロトラスト(脱VPN)によってセキュリティ向上も…、ですが、先日の「Cloudflare」障害のような事象が起きることもあります。
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クラウド会計ソフトの「名前は知っているが、機能や特徴はよく知らない」「知らない・聞いたことがない」が約4割…、を踏まえると、まだまだフルクラウドの道のりは遠い、と思われますが、ランサムウェア等の侵入や紛失を防ぐために、オンプレミスやローカル、USBメモリ内での機密情報は、今後クラウドに保存・バックアップ(クラウド・バイ・デフォルト)、を積極的に進めるべきでしょう。
※クラウド事業者は、共有責任・責任分界において、データはカスタマー(ユーザー)の責任である場合が多い点に、ご注意ください。
ネットワークは、NGN回線によるIPv4 over IPv6(IPv4が枯渇することもあり…:当ブログ:リモートワークとネットワーク)に切り替えて、中小企業だと「v6プラス(MAP-E方式)」で、ローカルブレイクアウト(インターネットブレイクアウト)させてクラウドに直接接続していけば、あまり輻輳しないと思われます。
もし輻輳が続くようでしたら、コスト増になるかもしれませんが、「OCNバーチャルコネクトサービス」(従量課金制、最低利用期間は1年間)も同様のIPv4 over IPv6(IPoE方式)があります。Microsoft Teams連携可能な、Web電話帳クラウドサービス「PHONE APPLI PEOPLE」や経費精算サービス「Staple」、「OCN モバイル ONE for Business」もすべて窓口ワンストップで、というのもアリ、でしょうか。